case式
case式を用いると、指定した値に応じて実行する処理を変更できます。
サポートされている変数の型は、logic
, int
, char
, char32
, stirng
, comparable
です。
次の例では、変数 ConditionValue
の値によってログに出力されるテキストを変更します。
var ConditionValue : int = 5
case (ConditionValue):
5 =>
Print("ConditionValue is 5") # 実行される
10 =>
Print("ConditionValue is 10")
_ =>
Print("ConditionValue is neither 5 nor 10")
変数 ConditionValue
の値が 5
のときは ConditionValue is 5
が出力されます。
10
のときは、ConditionValue is 10
のときは ConditionValue is 10
が出力されます。
_
はいずれの条件にも当てはまらない場合に実行されます。
つまり変数 ConditionValue
の値が 5
でも 10
でもない場合に ConditionValue is neither 5 nor 10
が出力されます。
このプログラムをクラス output_logs
デバイスのメンバ関数 OnBegin
に追加して実行したときのログ画面を示します。
変数 ConditionValue
値が 5
であることから、ログには ConditionValue is 5
が出力されています。
以上が、case式の利用方法です。
その他、UEFNのVerseに関する情報は、以下の記事にまとめています。
[UEFN] はじめてのVerseプログラミング
VerseはEpic Gamesが開発したプログラミング言語で、Fortniteクリエイターが仕掛けをカスタマイズするときに使用できます。
Fortnite用のUnreal Engine(UEFN)で独自のゲームを作成するときに使用できます。
Colory GamesのTech Blogでは、Verseプログラミングに関して一から初心者が学べるように、複数の記事を掲載しています。