アンリアる! Verse入門編 ~対話形式で学ぶUEFN~
BOOTHでUEFN Verse入門書を販売していますUEFN上でVerseを使って開発するために必要となる基礎知識を一冊の本にまとめた本です。 対話形式によるわかりやすい説明を目指しました。無料の試し読みも可能ですので、ぜひ読んでみてください!
[UEFN] はじめてのVerseプログラミング – case式

case式

case式を用いると、指定した値に応じて実行する処理を変更できます。
サポートされている変数の型は、logic, int, char, char32, stirng, comparable です。

case式

次の例では、変数 ConditionValue の値によってログに出力されるテキストを変更します。

var ConditionValue : int = 5

case (ConditionValue):
    5 =>
        Print("ConditionValue is 5")   # 実行される
    10 =>
        Print("ConditionValue is 10")
    _ =>
        Print("ConditionValue is neither 5 nor 10")

変数 ConditionValue の値が 5 のときは ConditionValue is 5 が出力されます。
10 のときは、ConditionValue is 10 のときは ConditionValue is 10 が出力されます。
_ はいずれの条件にも当てはまらない場合に実行されます。
つまり変数 ConditionValue の値が 5 でも 10 でもない場合に ConditionValue is neither 5 nor 10 が出力されます。

このプログラムをクラス output_logs デバイスのメンバ関数 OnBegin に追加して実行したときのログ画面を示します。
変数 ConditionValue 値が 5 であることから、ログには ConditionValue is 5 が出力されています。

case式 例

以上が、case式の利用方法です。

その他、UEFNのVerseに関する情報は、以下の記事にまとめています。

[UEFN] はじめてのVerseプログラミング
VerseはEpic Gamesが開発したプログラミング言語で、Fortniteクリエイターが仕掛けをカスタマイズするときに使用できます。 Fortnite用のUnreal Engine(UEFN)で独自のゲームを作成するときに使用できます。 Colory GamesのTech Blogでは、Verseプログラミングに関して一から初心者が学べるように、複数の記事を掲載しています。