loop式
loop式は、定義した特定の処理を繰り返し実行します。
途中で明示的に break
して中断しない限り定義した処理を実行し続けます(無限ループ)。
loop式の具体例を次に示します。
var Count : int = 5
Print("Start")
loop:
Print("Count: {Count}")
set Count -= 1
# Countが0になったら繰り返し処理を中断する
if (Count = 0):
Print("End")
break
このプログラムは変数 Count
が0になるまでログに現在のカウントを出力し、最後に Finish
をログに出力します。
変数 Count
の値が 0
になったことをif式で判定し、break
によってループ処理から抜けます。
break
となる条件を適切に設定しないと、意図しない無限ループに陥ってしまうので注意しましょう。
このプログラムをクラス output_logs
デバイスのメンバ関数 OnBegin
に追加して実行したときのログ画面を示します。
以上が、loop式の利用方法です。
その他、UEFNのVerseに関する情報は、以下の記事にまとめています。
[UEFN] はじめてのVerseプログラミング
VerseはEpic Gamesが開発したプログラミング言語で、Fortniteクリエイターが仕掛けをカスタマイズするときに使用できます。
Fortnite用のUnreal Engine(UEFN)で独自のゲームを作成するときに使用できます。
Colory GamesのTech Blogでは、Verseプログラミングに関して一から初心者が学べるように、複数の記事を掲載しています。